高配当株で毎月配当金をもらう方法|初心者向けに解説
はじめに
高配当株投資を始めると、
- 毎月配当金をもらうことはできる?
- 配当金だけでお小遣いを作りたい
- 毎月収入が入る仕組みを作りたい
と考える方も多いでしょう。
結論から言うと、日本株だけで毎月配当を実現するのは難しいですが、複数の高配当株やETFを組み合わせることで、毎月配当金を受け取ることは可能です。
この記事では、高配当株で毎月配当金をもらう方法を初心者向けにわかりやすく解説します。
高配当株で毎月配当金はもらえる?
結論から言うと、日本株だけで毎月配当金を受け取ることは簡単ではありません。
なぜなら、日本企業の多くは年に1〜2回しか配当金を支払わないためです。
しかし、配当月が異なる日本株や高配当ETF、米国高配当ETFを組み合わせることで、毎月のように配当金を受け取る仕組みを作ることは可能です。
毎月決まった収入が入ると家計管理がしやすくなり、投資を続けるモチベーションにもつながります。
ただし、「毎月配当」にこだわりすぎると、銘柄選びを間違える可能性もあるため注意しましょう。
配当金を受け取る仕組み
例えば以下のように保有します。
3月・9月配当
日本企業では3月・9月を権利確定月としている企業が多くあります。
例えば銀行や商社など、多くの大型企業がこのタイミングで配当金を支払います。
権利付き最終日までに株を保有していることが条件です。
6月・12月配当
3月決算企業では、6月頃に期末配当が支払われるケースが多くあります。
受け取れる時期を把握しておけば、年間の配当スケジュールも立てやすくなります。
2月・8月配当
小売業やREITには2月・8月決算の企業もあります。
これらを組み合わせることで、配当金が入る月を増やすことができます。
毎月配当を実現する方法
① 配当月の違う日本株を組み合わせる
配当月が異なる企業へ分散投資すると、年間を通して配当金を受け取りやすくなります。
例えば、
- 2月決算
- 3月決算
- 6月決算
- 9月決算
- 12月決算
などを組み合わせる方法があります。
② 高配当ETFを活用する
ETFは複数企業へまとめて投資できます。
個別株よりリスクを分散しながら配当金を受け取れるため、初心者にもおすすめです。
③ 米国高配当ETFを組み合わせる
米国ETFは四半期ごとに配当金を支払うものが多くあります。
複数のETFを組み合わせることで、日本株より毎月配当に近い形を作れます。
VYM
VYMはバンガード社が運用する人気の高配当ETFです。
約400社へ分散投資できるため、初心者でも始めやすいETFとして人気があります。
HDV
HDVは財務基盤が強い企業を中心に構成されています。
高い配当利回りを重視したい人に人気があります。
SPYD
SPYDはS&P500の高配当企業へ投資するETFです。
配当利回りは高めですが、値動きも比較的大きい特徴があります。
毎月配当を目指すメリット
投資のモチベーションが上がる
毎月配当金が入ると、「投資の成果」を実感しやすくなります。
株価が大きく動かない時期でも配当金を受け取れるため、投資を続ける意欲につながります。
特に初心者は、配当金という目に見える成果があることで、長期投資を継続しやすくなるでしょう。
不労所得を感じやすい
働かなくても定期的に収入が入ることで、不労所得を実感できます。
毎月数千円でも配当金が入るようになると、資産がお金を生み出していることを体験できます。
将来的には生活費の一部を配当金でまかなうことも目標になります。
長期保有しやすい
配当金目的で投資すると、短期的な株価の上下に振り回されにくくなります。
「配当金を受け取り続ける」という目的があるため、長期保有を続けやすくなるのがメリットです。
再投資しやすい
受け取った配当金をそのまま再投資すれば、複利効果を活かせます。
配当金でさらに株を買うことで、将来的には配当金が増える好循環を作ることができます。
毎月配当を目指すデメリット
資金が必要
毎月まとまった配当金を受け取るには、それなりの投資資金が必要です。
例えば毎月1万円の配当金でも、数百万円規模の資産が必要になるケースが多くあります。
焦らず少額から積み立てることが大切です。
銘柄管理が増える
毎月配当を実現するためには、複数の銘柄を保有することが多くなります。
その分、配当月や業績など管理する情報も増えます。
配当金は保証されない
企業の業績が悪化すると、減配や無配になる可能性があります。
毎月配当を目指す場合でも、配当金が将来も続く保証はありません。
配当月だけで選ぶと失敗する
「毎月配当を作りたい」という理由だけで銘柄を選ぶのは危険です。
企業の業績や財務状況も確認しながら投資先を決めましょう。
配当月はあくまでも判断材料の一つです。
毎月1,000円の配当金をもらうには?
毎月1,000円の配当金を受け取るには、年間12,000円の配当金が必要です。
例えば配当利回り4%の場合は、約30万円の投資資金が目安になります。
計算式は以下の通りです。
年間配当金12,000円 ÷ 配当利回り4% = 約30万円
初心者はまず毎月1,000円を目標にすると、無理なく配当金生活をスタートできます。
毎月5,000円の配当金をもらうには?
毎月5,000円の配当金なら、年間では60,000円必要です。
配当利回り4%なら必要資金は約150万円になります。
年間配当金60,000円 ÷ 配当利回り4% = 約150万円
一気に用意する必要はありません。
毎月積立投資を続ければ、少しずつ目標へ近づけます。
毎月1万円の配当金をもらうには?
毎月1万円の配当金は、年間120,000円の配当収入になります。
配当利回り4%では約300万円が目安です。
年間配当金120,000円 ÷ 配当利回り4% = 約300万円
300万円という金額は大きく感じますが、長期投資なら十分現実的な目標です。
新NISAを活用しながら積立を続けることで達成しやすくなります。
配当金を増やすコツ
配当金を再投資する
受け取った配当金を使わず、新たな株の購入資金に回しましょう。
再投資を続けることで保有株数が増え、将来受け取れる配当金も増えていきます。
複利効果を活かすためにも、初心者は再投資を意識することが大切です。
毎月積立する
相場を予想するのは難しいため、毎月一定額を積み立てる方法がおすすめです。
購入価格を平均化できるため、高値掴みのリスクを抑えられます。
無理なく継続できる金額で積立を始めましょう。
長期保有する
高配当株投資は短期間で利益を狙う投資ではありません。
長期間保有しながら配当金を積み重ねることが成功への近道です。
増配する企業を保有できれば、受け取れる配当金も年々増えていく可能性があります。
初心者におすすめの考え方
高配当株投資を始めるなら、「毎月配当金をもらうこと」だけを目的にするのではなく、資産全体を増やすことも意識しましょう。
初心者は次の3つを心掛けるのがおすすめです。
- 新NISAを活用する
- 分散投資をする
- 長期保有を続ける
毎月配当金は魅力的ですが、無理に配当月だけで銘柄を選ぶと失敗しやすくなります。
企業の業績や配当の継続性も確認しながら、自分に合ったポートフォリオを作ることが大切です。
高配当株投資におすすめの証券会社
SBI証券
高配当株投資を始めるなら、SBI証券がおすすめです。
SBI証券は取扱銘柄が豊富で、新NISAにも対応しています。
また、国内株・米国株・ETFまで幅広く購入できるため、毎月配当を目指すポートフォリオも作りやすいでしょう。
手数料も低水準なので、初心者でも利用しやすい証券会社です。
まとめ
毎月配当金を受け取ることは、日本株だけでは難しいものの、高配当株ETFや米国ETFを組み合わせることで実現しやすくなります。
重要なのは、配当月だけで銘柄を選ばず、企業の業績や配当の安定性も重視することです。
また、新NISAを活用しながら長期投資を続けることで、配当金は少しずつ増えていきます。
焦らずコツコツ積立を続け、自分だけの配当ポートフォリオを育てていきましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. 日本株だけで毎月配当金をもらえますか?
日本株だけでも配当月を組み合わせれば毎月配当を目指せますが、銘柄数が多く必要になります。
より効率よく毎月配当を実現したい場合は、高配当ETFや米国ETFも組み合わせる方法がおすすめです。
Q. 毎月配当は新NISAでもできますか?
新NISAでも高配当株やETFへの投資は可能です。
成長投資枠を利用すれば配当金を非課税で受け取れるため、税金を抑えながら資産形成できます。
Q. 毎月配当だけで生活できますか?
十分な資産があれば可能ですが、一般的には数千万円規模の投資資金が必要です。
まずは月1,000円、5,000円、1万円と小さな目標から始める方が現実的でしょう。
Q. 初心者は日本株と米国ETFのどちらがおすすめですか?
どちらにもメリットがあります。
日本株は身近な企業へ投資でき、米国ETFは少額で分散投資しやすいのが特徴です。初心者は両方を組み合わせることでリスクを分散できます。

