法律・資格:輸入禁止されている品・資格を有する品だけは押さえて。



【法律で輸入が禁止されている商品】

輸入仕入れの注意点:模造品・コピー品などが今でも海外にて出回っているので、まずは疑いましょう。仕入れ先の担当者が本物と言っていても、偽物の場合がある為、ブランド品や権利が関係していそうな商品は最初から扱わないようにしましょう。


・禁止されている商品

麻薬、向精神薬、大麻、あへん、けしがら、覚せい剤、あへん吸煙具、指定薬物(医療等の用途に供するために輸入するものを除く。)、けん銃、小銃、機関銃、砲、これらの銃砲弾及びけん銃部品、爆発物、火薬類、化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律第2条第3項に規定する特定物質、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第6条第20項に規定する一種病原体等及び同条第21項に規定する二種病原体等、貨幣、紙幣、銀行券、印紙、郵便切手又は有価証券の偽造品、変造品、模造品及び偽造カード(生カードを含む)、公安又は風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物その他の物品、児童ポルノ、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、回路配置利用権又は育成者権を侵害する物品
不正競争防止法第2条第1項第1号から第3号まで又は第10号から第12号までに掲げる行為を組成する物品。

(注)
上記のほかに医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律、植物防疫法、家畜伝染病予防法などにおいても輸入が禁止されているものがあります。
また、違法ではないと称して販売されているハーブやアロマオイル、バスソルトなどの商品の中には、「麻薬」や「指定薬物」にあたり、輸入が禁止されているものがありますので、ご注意ください。

参考:http://www.customs.go.jp/mizugiwa/kinshi.htm


【資格を有する商品】

輸入に特別な資格は必要ないですが下記商品には資格を有します。

・医薬品、アルコール

上記商品を無資格で輸入した場合に税関も通過しないし…

最悪、罰せられます!!!!!

 


 


輸入商品到着日数:海外荷物が届くまでの道のりと日数を調査しました。



商品を海外から仕入れる際に店舗から直接、配送手続きなどに進む事はありません。

下記にて順番を追いながら日数と実施項目を紹介します。


①海外店舗→輸入代行業者へ商品が委託されます。

【所要時間】約2・3日

※店舗に在庫を常備している様であれば当日には委託されてる可能性があります。


②輸入代行業者の仕事

【所要時間】約2・3日

・実は代行業者(パートナー)が商品の数などを調査します。

※購入する際にパートナーに対して検品の詳細を頼むと便利です…何故なら日本に届いた後では打つ手はありません。

(例)汚れ・傷の確認…もし、あれば店舗に持ち帰り交換して下さいと伝えればOKです。

・船積みの準備(宛先確認・重量確認等)をします。

※国際便会社までの運送を船積みと言われてます。


③国際便の手配&日本発送

【所要時間】約4・5日

・配送方法には国際郵便と国際宅配便の2種類に分別されます。

※公的と民間の違いだけなので特に気にする必要はありませんが一応、紹介します。

・国際郵便=EMS(日本郵便)

※商品に対しての関税を税関職員が書類審査・現物検査

・国際宅配便=DHL,UPS,フェデックス

※商品に対しての関税を各配送会社の通関士が申告・現物検査


④通関手続き(日本)

【所要時間】約2・3日

・ここで一番起こるケースが『税関で止められる』です。

※輸入違法でない限り問題ないのですが…

参考:http://www.customs.go.jp/mizugiwa/kinshi.htm


⑤宛先管轄業者へ配送

【所要時間】約1・2日

・自宅付近の郵便局、クロネコヤマト、佐川急便へ配送されます。

※EMS配送で選択されていれば郵便局、それ以外はクロネコヤマト、佐川急便になります。


⑥宛先配送

【所要時間】約1・2日

・関税にてかかる金額の支払い。

※国際便経由の商品は基本手渡しして関税でかかった金額を支払いますので自宅不在の場合はポストに不在通知が入っているので気にしましょう。


輸入で商品を仕入れた場合に到着するまでの日数は2~3週間は掛かりますので気長に待ちましょう!!


 


梱包・配送方法:落札者の気持ちになり梱包・手間の掛からない配送を。



安価で手間の掛からない梱包作業をを紹介します。

お客様がネットオークション・ネットフリマを経由して購入して頂いた商品が届き開封した際に保護(破損しない様に)されてなかったら嫌ですよね??

万が一、破損(動作不良・傷・汚れ)があったらクレーム問題が発生して購入代金の返却または商品の再発送をしなければなりません。

~ 準 備 ~
《必要な物を購入する》必要経費:1000円
※DAISO(100均)で十分です。

・クッションまたはプチプチ:私はプチプチを使用(自由に巻ける)

100均のクッションシート 100均のエアマット

・封筒(A4/B5):2サイズあると便利

100均のクラフト封筒

 

・ハサミ:DAISO商品はのりが付かない

100均のハサミ

 

・テープ:クッション素材にはセロハンテープ、封筒素材にはクラフトテープ

100均のセロハンテープ 100均のクラフトテープ

・計量器:発送する際に重量を計る

100均の計量器

 


 


~ 梱 包 作 業 ~
①クッション材で商品を巻いてセロハンで止める。
②封筒に①を入れてクラフトテープで止める。
超簡単でしょwww

【 発 送 】
発送するサイズが定型外郵便で大丈夫な場合は楽です。

梱包作業で完成した封筒の
表面に…発送先の『住所・名前』を記載。
裏面に…発送元の『住所・名前』を記載。

後は切手貼ってポストに投函で終了です。

定型外料金一覧↓

 

商品が大物である場合は
ここに関しては参考→料金計算(日本郵便)
私も大物を取り扱った事がないので承知おきください。


 


税金・確定申告:意外と知らない副収入に掛かる税金を簡単に計算しよう。



税金に関してネット検索しても難しい用語が書いてあり【確定申告が必要?不必要?】で時間だけが過ぎていく方が多いと思います。

ここでは簡単に【本業がある方/専業にしてる方】で説明します。

その前に必ずやってた方がいい事があります↓
・簡易帳簿を付ける
※日付・金額・内容でOK。

・領収書の保管
※仕入代金・梱包代・発送費etc

年間を通しての利益(所得)が把握できてないと前に進みません。


 


【専業にしてる方】
年間所得が38万以下の場合→確定申告が不必要
年間所得が38万以上の場合→確定申告が必要

【本業がある方】
年間所得が20万円以下の場合→確定申告が不必要
年間所得が20万円以上の場合→確定申告が必要

※ここで注意※
今回は輸入した際の経費【仕入代金・梱包代・発送費etc】があります。
所得とは「売上-経費」のことです↓
売上が100万円で経費に85万円かかっていれば所得は差し引き15万円になるので確定申告不要です。
しかし住民税の申告は絶対に必要です。

経費判断基準として収入を得るために要した費用かどうかがポイントになります。
ここに関しては参考→必要経費の知識(国税庁)

因みに副業が会社に知られるのを拒む方は多いと思います。
副業もさまざですが以下を参照して頂けると安心できます。
【知られる可能性有】
飲食店/コンビニ/建設作業/イベントスタッフ
※給与取得が発生する為、バレる可能性有。

【知られない可能性有】
FX/アフィリエイト/クラウドソーシング/ネットオークション
※報酬が給与取得でない為、バレる可能性無。

簡易的説明しましたが確定申告をする場合は簡易帳簿・領収書を持参して【税務署に行きましょう】。